空間工房

リボンの魔力と歴史について

リボンとは?

 

 絹などで細長くテープ状に織った装飾用の布。髪飾りとしたり、帽子に巻いたり、贈答用の包装に用いたりするもので、アクセサリーに着けるとそれだけで可愛くもシックにもなる魔法のようなものですね。

 リボンと一言で言っても、甘ったるいガーリーさを連想させる場合もあれば、上品なプレップスタイルを示す場合も。意味合いはどうあれ、リボンは多くのことを象徴するシルエットで、いつだってリアクションを引き起こすものです。

 

古代から愛されるリボンの魅力

 

 リボンの歴史を調べてみると『リボンの歴史は古代に遡る。紀元前2600〜2500年のシュメールの黄金のヘアリボンがメトロポリタン・ミュージアムに展示されている。もっとも、「今、私たちがリボンと思っているのと同じものは中世に始まり、水平織機の発明によって可能になりました」と、サヴァンナ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインのファッション科教授サラ・コリンズは説明する。

16〜17世紀、リボンがより慣れ親しまれるようになるにつれて、あらゆるジェンダーに人気となり、髪につけられた。「長い髪にリボンを結ぶことは“ラブ・ロック”(love lock)と呼ばれました。他の部分より長く伸ばした髪を束ねて編み、胸の上に垂らして、リボンで結んだのです」とコリンズ。その結果、心臓に近い場所だったことから、リボンはロマンスを象徴するものになったのだ』とありました。私のイメージでは、マリーアントワネットのドレスを思い浮かべますが、それ以前から多く使われていたのですね。

 

ハンドメイドのリボン

 

 私もリボンが大好きで、キッズ用として使うことが多いリボンですが、大人可愛い作品の素材としてリボンを使っていこうと思っています。

 

 

 

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