ハンドメイドとは?その2
ハンドメイドと間違えやすいこと
ハンドメイドの定義は難しいので間違いやすいものを紹介します
商品をリメイクしたもの
既成品にアレンジやデコレーションを加えてリメイクしたものは、ハンドメイドには含まれません。手作りであれば、ハンドメイドにもかなり近い作品になるため、間違いやすいので要注意です。たとえば、ジーパンを染色したり、ダメージを入れたり刺繍を施したりしたものはリメイクしたものになりますが、ジーパンをばらして生地として新しくバッグなどを作ったものはハンドメイドとなります。リメイクしたものがオリジナリティーの高いものであっても、1から作られたものではないのでハンドメイドには当たりません。
キッドで作成したもの
手作り作品を気軽に楽しめる商品として、作品作りのキットがよく販売されています。しかしながら、これを利用した作品は、厳密にいうとハンドメイドではありません。ハンドメイドは「どんな作品を作るか」というアイデアまでオリジナルである必要があります。たとえ、キットで作れる作品に自分なりのアレンジを加えたとしても、それはハンドメイドの定義には微妙に当てはまりません。こだわりのハンドメイド作品を作りたいと思うなら、1からアイデアを出して自分で材料を集めるようにすべきです。
ハンドメイドの価値
ハンドメイドにはオリジナリティがあり、さまざまな価値があると考えられています。その価値とは具体的にはどのような部分でしょうか。ハンドメイドの価値をしっかり理解しておけば、より魅力的な作品作りにもつなげられるはずです。
ハンドメイドは唯一無二の存在です。たとえ同じデザインのものを複数作るとしても、それぞれ手作業による微妙な違いが必ず出ます。そういった味わいを楽しめるのもまたハンドメイド作品の大きな魅力です。手作業でなるべく画一的な作業を施すのも素晴らしいですが、あえて1つ1つの違いを楽しんでみるとハンドメイドらしい魅力が強まります。
ハンドメイドは、作業を手でおこなえばそれでよいというわけではありません。ハンドメイド作品を作るなら、デザインから作成まで全てオリジナルでおこなう必要があります。そうすることでこそ、本物のハンドメイド作品を完成させることができるのです。